令和3年度 第2回勉強会事業報告

第2回勉強会 事業報告

【趣 旨】
 2027 年のリニア中央新幹線の開通及びリニア飯田駅の設置に向けて、地域の課題が未だ解決
する目途がたっていない。特にリニア駅と拠点集約連携型都市構造における中心拠点としての中
心市街地(通称 丘のまち)の位置づけが明確に示されていないまま現在に至っている。そこで、
今回の勉強会において、改めて様々な主体の参加協力を得て、丘のまちの構想を共有し、具体的
将来ビジョンを共創実現するきかっけとなる事を位置づける勉強会として開催した。

【日時・場所】  令和3 年11 月17 日(水) 18:30~21:00  飯田商工会館ホール

【参加人数】   一般 10 人、   会員及び賛助会員 25 人

【テーマ】    丘のまちの地域力を結集し、中心市街地の将来ビジョンを共創実現しよう!!

【参加団体のプレゼン】
 ●新交通システム提案(リニア駅と丘のまち) (一社)飯田青年会議所 早川大地様 
 ●地域のあたり前は宝箱 信越放送㈱ 飯田放送局長 小口正史様 
 ●中心市街地での賑わい創出に向けて -自らの実践例- ㈱松澤 取締役 折山尚美様 

【全体討論会】
コーディネーター 中島一夫(南信州アルプスフォーラム部会長) 
 (一社)飯田青年会議所の早川氏から、新交通システムのありよう、特にリニア駅と丘のまちを
結ぶありようについて、今までのフォーラムでの知見も参考に提案された。信越放送㈱飯田放送
局長 小口正史氏からは、今まで赴任された県内各所の事例などを踏まえ、当たり前の文化・生
活こそが、飯田下伊那に特化した宝の発見でもある旨の示唆があった。また、㈱松澤 取締役 
折山尚美氏からは、ご自分たちのなされている地域を巻き込んでの賑わい創出の活動の発表があ
り、これらを常態化できるような関係づくり仲間づくりの大切さを各自で認識できた。
 これらの皆様の活動とご示唆を、今後の丘のまちの提言構想(全体像)をどのように実現する
かをフォーラムとしても考えていきたいとの認識が共有できたものと思われる。

令和3年度 第2回勉強会事業報告

活動報告