平成27年度総括事業
昨年10月に、リニア中央新幹線の工事実施計画が認可され、12月には品川と名古屋で起工式が行われました。
長野県によるアクセス道路の整備や飯田市による駅前周辺の整備についての検討も進み、内容が次第に明らかになり、いよいよ現実のものとして進展を始めました。
その中、昨年、飯田市と共同で立ち上げに取り組んできた市民会議が、「南信州次世代会議」として設立され、活動が開始されました。
本年度は、南信州次世代会議の支援を継続すると共に、同会議との連携を含めて、南信州アルプスフオーラムとしての独自の活動を進めて行きます。
リニア開業までの12年間という決して長くはない期間に為すべきことを考え、次の展開につなげて行くことを念頭に、提言、問題提起していきます。
1)プロジェクト事業の推進と学びの継続
プロジェクトの活動を中心に、リニア中央新幹線の開通に向けた研究を進め、提言に結びつけます。
その為に、全体勉強会の開催、先進地視察等により自らの学びの場を設けていくと共に、他団体主催の講演会等へも積極的に参加します。
2)南信州次世代会議の支援、協力
平成26年度に設立された南信州次世代会議を、本年も継続して支援すると共に、事業が具体化する中にあっては、連携の可能性を探っていきます。
3)組織の在り方の検討
当フオーラムの在り方、今後の方向性について検討を行っていきます。
4)他団体との交流・協力
長野県、広域連合、飯田市、町村会をはじめ、他団体と交流を図り、相互に協力、連携できることには積極的に取り組んでいきます。